2012年3月28日水曜日

下請法

読み方:したうけほう
別名:下請代金支払遅延等防止法

事業の下請け(製造委託)において、委託者側(親事業者)が下請け業者に対する優越的地位を濫用することのないように制定された法律。下請け取引きを公正化し、また下請け事業者の利益を保護することを目的とする。

下請法では、発注後に下請代金を不当に減額したり、値下げを図ろうとしたり、あるいは、親事業者の社内事務手続の遅れなどを理由として代金支払いを遅らせることなどが、禁止されている。

2012年3月には、大手100円ショップ「ダイソー」が下請け製造業者に対して本来の支払い額に満たない額しか支払っていなかったとして、「下請法違反」により公正取引委員会からの勧告をうけた。

関連サイト:
下請代金支払遅延等防止法 - e-Gov
下請法ポイント解説 - 中小企業庁