2012年3月28日水曜日

ナノバブル

英語:nano bubble

直径がナノメートル単位で示される極微小の気泡。気泡径が「1μm以下」または「100nm以下」の気泡、と定義されることが多いが、場合により異なる。

ナノバブルよりも気泡径が大きく、マイクロメートル単位で扱われるものを、マイクロバブルという。

ナノバブルおよびマイクロバブルは、帯電する性質を持つため界面活性作用を持つとされる。酸素の気泡からなるナノバブルは生理活性作用を発揮し、オゾンの気泡からなるナノバブルは殺菌効果を持つなど、さまざまな機能を液体に付加させることができる。こうした作用を応用し、少ない水量で効率的に汚れを除く洗浄システムや、作物を活性化させる養液栽培システムなどの開発が行われている。

関連サイト:
マイクロバブルおよびナノバブルに関する研究 - 産業技術総合研究所