2012年3月29日木曜日

コンボコネクタ方式

読み方:コンボコネクタほうしき
別名:コンボ方式
別名:コンボコネクタ
英語:Combo-Connector

複数種類のコネクタを組み合わせ一体化させた方式。特に、欧米の自動車メーカーが電気自動車(EV)の充電用コネクタとして開発したコネクタの規格を指すことが多い。

コンボコネクタ方式は、普通充電に使用する交流電源のコネクタと、急速充電に使用できる直流電源のコネクタが一体化された形となっている。具体的な規格・仕様は2012年2月に公開されており、この時点では充電器も対応する電気自動車もない。

電気自動車用の充電器の規格としては、日本の自動車メーカーが中心となって開発した「CHAdeMO」が先行している。電気自動車として実用化され量産されている日産リーフ、三菱アイミーブがいずれも「CHAdeMO」を採用しており、2012年3月時点では唯一実用化された方式となっている。

しかしながら、コンボコネクタ方式にはBMW、フォルクスワーゲン、ゼネラルモータースといった欧米の大手メーカーが参加・支持しており、世界市場としてはコンボコネクタが標準となり、「CHAdeMO」は「ガラパゴス化」する可能性もある、という指摘もある。

関連サイト:
EV充電器 日本VS米独 - 読売新聞@CARS