2012年4月17日火曜日

職員基本条例

読み方:しょくいんきほんじょうれい
別名:大阪府職員基本条例

大阪府で2012年4月1日に施行された、主に府の行政職員の人事評価や職務命令違反時の懲戒処分などを規定した条例。大阪維新の会が公務員改革の一環として公約に掲げ、議会に提案していたもの。

職員基本条例の施行により、職員の人事評価制度には5段階の相対評価が導入された。そのうち最上位区分と最下位区分にはそれぞれ5パーセントの割合を充てることが規定されている。職務命令違反があった場合は戒告処分とされ、同じ内容の職務命令違反が3回繰り返された場合には、免職処分とされる。

職員基本条例の導入の是非については賛否両論ある。大阪府が公表した2012年度の採用者試験申込者数は2000人を下回り、前年の応募者3500人超を大幅に下回り、職員基本条例の導入の影響ではと推測する声もある。

関連サイト:
「職員基本条例」について - 大阪府