2012年6月20日水曜日

ホスニー・ムバラク

別名:ホスニー・ムバーラク
別名:ムバラク
別名:ムバラク氏
英語:Muhammad Husni Mubārak

エジプトの元大統領。初代エジプト大統領サダトの後継者として1981年に第2代大統領に就任、以後2011年まで30年の長期安定政権を築いた。

2011 年1月に、チュニジアで勃発した「ジャスミン革命」の影響を受けた民衆による打倒ムバラク政権の気運が上がり、反政府デモ活動などが繰り返し行われた。 2011年2月に、ムバラクは大統領の任期が満了すると共に退任し、再出馬をしない意向を表明した。これによってムバラク政権が事実上終わりを告げた。

ホスニー・ムバラクは、デモ参加者を殺害するように命じたなどの嫌疑により、4月以降検察により取り調べが行われた。その中で発作により倒れ、入院した。2012年6月19日には容体悪化、心肺機能が停止した「臨床死」に陥っているとも報道されている。