2012年6月28日木曜日

飼い犬税

読み方:かいいぬぜい

犬の糞の放置による被害への対策として導入が検討されている課税制度。2012年6月27日、大阪府泉佐野市の市議会で検討されていることが明らかになった。

泉佐野市は市の条例(泉佐野市環境美化推進条例)において、公共の場所における犬などのペットの糞は飼い主が適切に処理することを義務付けている。違反者への罰金の徴収も開始された。それでも糞害が緩和されないため、飼い主に対する課税が検討されているという。

NHKニュースや産経ニュースなどは、飼い犬に対する課税は1950年代(昭和30年代)までは全国の多数の自治体で実施されていたという総務省のコメントを紹介している。なお、ドイツなどでは犬を飼う場合には「dog tax」(犬税)が徴収される。

泉佐野市で飼い犬税が導入される場合、最短で2014年をめどに導入される可能性があるという。それまでに状況が改善され環境美化が実現されれば導入しないとも表明されている。

関連サイト:
泉佐野市
泉佐野市環境美化推進条例
泉佐野市「犬税」導入検討 ふん害対策で2年後にも