2012年7月10日火曜日

絶滅危惧言語

読み方:ぜつめつきぐげんご
別名:危機言語
英語:Endangered language

話者がいなくなることで消滅する危険が高い言語。

世界には、数え方にもよるが6000を超える種類の言語が存在すると言われている。UNESCOは、そのうち半数は、21世紀末頃までに失われるだろうと推測している。文字を持たない言語や文書の残っていない言語が失われれば、話者だけでなく、言語の中に受け継がれた先祖代々の知恵なども失われることになる。

検索エンジンを提供するGoogleは、2012年6月に絶滅危惧言語び保存を支援する「Endangered Language Project」と呼ばれるプロジェクトを立ち上げた。Endangered Language Projectで言語に関するデータを包括的に管理し、後世に伝えることを主な使命としている。

関連サイト:
Endangered languages - UNESCO
Endangered Languages Project