2012年7月12日木曜日

三菱リージョナルジェット

読み方:みつびしリージョナルジェット
英語:Mitsubishi Regional Jet
英語:MRJ

三菱重工業および三菱航空機が開発している小型のジェット旅客機。全長は約35メートル、70~90前後の客席数を持つ。低騒音、低燃費、環境負荷の低さを特徴としている。

三菱リージョナルジェットは、2000年代前半に経済産業省の開発計画に名乗りを上げる形で発足した開発プロジェクトにおいて、富士重工業やJAXAなどの協力を得ながら開発が進められた。2008年に三菱航空機が設立され、本式に事業化された。

2012年7月現在、三菱リージョナルジェットは2014年内の納入を目指し開発が進められている。2012年7月11日には米国の大手航空会社スカイウェストから100機を受注したことが発表された。

三菱重工業はボーイング787などの旅客機の共同開発を行っているが、純国産の旅客機としては三菱リージョナルジェットが「YS-11」以来およそ50年ぶりの機種となる。

なお、本田技研工業は数人乗りの小型のビジネス機「ホンダジェット」の開発を進めている。

関連サイト:
Mitsubishi Regional Jet - MITSUBISHI AIRCRAFT CORPORATION
三菱航空機とスカイウェスト社、MRJ100機購入を基本合意 - MITSUBISHI AIRCRAFT CORPORATION