2012年7月31日火曜日

ジュリー制度

読み方:ジュリーせいど

オリンピック柔道種目で導入された審判員制度。「ジュリー」と呼ばれる3名の審判員が試合場に配置され、技の判定を行って主審を補助する。

ジュリー制度は、誤審を防ぎ、正しい判定を期するための制度として導入された。その背景には2000年シドニーオリンピックの男子100キロ超級、決勝戦で、誤審によって本来の勝者が2位になるという騒動がある。

2012年ロンドンオリンピックでは男子66キロ級の試合でジュリーが主審の判定に異議を唱え、結果として当初の勝敗が覆るという事態が生じ話題となった。