2012年8月28日火曜日

多核種除去設備ALPS

読み方:たかくしゅじょきょせつびアルプス
別名:多核種除去設備アルプス
英語:Advanced Liquid Processing System

高濃度汚染水から複数種類の放射性物質(核種)を同時に除去する装置。東芝が製造し、東京電力に納入した。

多核種除去設備ALPSは2段階の除去システムを持ち、第1段階で重金属類を、第2段階で各種放射性物質を除去する構成となっている。除去できる放射性物質の種類は60種類以上で、いずれも検出限界値未満まで除去することができる。除去後の水は外部に漏出しても危険のないレベルの濃度となっていることになる。

関連サイト:
多核種除去設備(ALPS) 確証試験及び設備設計の状況 - 経済産業省