2014年9月25日木曜日

イグノーベル賞

読み方:イグノーベルしょう
別名:イグノーベルプライズ
英語:IgNobel Prize

世の人を笑わせ、そして考えさせるユニークな研究に対して贈られる賞。イグノーブル(ignoble)の意味をかけたノーベル賞のパロディーである。

イグノーベル賞は世界の科学研究や産業などを主な対象としており、ユーモアや皮肉の観点から選考されている。ジャンルは物理学、医学、経済学をはじめ、多種多様である。カラオケや「たまごっち」「バウリンガル」など、商品の発明に対して賞が贈られる場合もある。

日本人のイグノーベル賞受賞者は比較的多く、2002年から2012年現在までの10年間では、2006年を除くすべての年において1つ以上の賞を受賞している。

2014年にはバナナの皮の摩擦係数を測定して「バナナの皮はスベりやすい」ことを証明した、馬渕清資・北里大学教授ら研究チームがイグノーベル賞(物理学賞)を受賞した。なお同研究結果は人工関節の研究の副産物である。

関連サイト:
Improbable Research