2014年9月26日金曜日

新型ツツガムシ病

読み方:しんがたツツガムシびょう
別名:新型つつが虫病
別名:新型恙虫病

ツツガムシが媒介する感染症(ツツガムシ病)のうち、特に戦後になって広く見られるようになった、タテツツガムシおよびフトゲツツガムシによって媒介される症状。「古典型ツツガムシ病」に対する呼び名。

ツツガムシ病は、戦前には山形周辺(山形および新潟、秋田)の河川敷で夏季に発生する病気として知られていた。いあゆる風土病である。アカツツガムシが古典型ツツガムシ病を媒介した。戦後、アカツツガムシでなくタテツツガムシ、フトゲツツガムシが媒介するツツガムシ病が多く見られるようになり、また山形周辺の特定地域にとどまらず全国各地で発症例が確認されるようになった。

新型ツツガムシ病は北海道や沖縄をのぞくほぼ日本全土で確認されている。