2012年11月16日金曜日

チャイナセブン

英語:China seven
英語:China 7

中国共産党中央政治局常務委員会の第18期常務委員として任命された7名の幹部の総称。中国共産党・第5世代最高指導部として、2012年11月に正式に決定された。

チャイナセブンの顔ぶれは、習近平、張徳江、李克強、劉雲山、兪正声、張高麗、王岐山となっている。その筆頭に位置する習近平は、 元国家副主席であり、新たに総書記に就任した。2013年春にも国家主席に就任すると見られている。

習近平と李克強の2名は前期(第17期)常務委員のメンバー9名、通称「チャイナナイン」にも名を連ねており、共に次世代の最有力人物として注目されていた。チャイナセブンの他5名は新任である。

チャイナセブンの成立は、10年にわたって続いた胡錦濤政権が退き、世代交代が行われたことも意味する。習近平は11月15日に開催された中央政治局常務委員会の第18期・第1回大会において、政治の腐敗の浄化などを宣言した。

チャイナナインのトップを務めてきた胡錦濤元国家主席、温家宝元首相らは、完全に引退するとされている。