2012年11月8日木曜日

現代の名工

読み方:げんだいのめいこう
別名:卓越した技能者

ものづくりの分野において卓越した技能を持ち、他の模範と認められる者を表彰する顕彰制度。厚生労働省が毎年11月に発表している。

現代の名工は、その専門分野に従事する職人で、優れた技術を持ち、当該分野の産業発展などに貢献した者を対象とする。毎年150名前後が表彰されている。受賞者には表彰状、楯、徽章、報奨金10万円が授与される。

現代の名工が対象とする分野はものづくり分野全般である。建設、金属加工、溶接、電気機械の組み立て、左官、造園、工芸、窯業、食品製造、服飾、宝飾品製造など、多岐にわたる。

2011年には、 琉球赤瓦屋根の職人、寺社仏閣の修繕を手がける職人、油圧バルブの量産化に貢献した手込造型工、小惑星探査機「はやぶさ」などの人工衛星の組立を数多く手がけた技術者などが、現代の名工として表彰されている。

関連サイト:
「現代の名工(卓越した技能者)」表彰制度コーナー - 厚生労働省