2012年12月17日月曜日

光明星3号

読み方:こうみょうせいさんごう
読み方:クァンミョンソンさんごう

北朝鮮が開発し、2012年12月12日にロケット「銀河3号」によって衛星軌道に投入された物体。いわゆる実用衛星の名目で発表されているが、人工衛星として機能している形跡がなく、実用性は不明とされる。

光明星3号の初号機は2012年3月に打ち上げられて失敗しており、2012年12月に打ち上げられたものは正確には光明星3号の2号機である。

北朝鮮は人工衛星の打ち上げ実験と称して2012年12月現在までに通算5度のロケットの発射実験を行っているが、その目的は長距離弾道ミサイルの開発であり、銀河3号をはじめとする打ち上げロケットの数々も「事実上のミサイル」とされる。銀河3号およびその前身である銀河2号などは、北朝鮮のミサイル「テポドン」をベースとして開発されている。

銀河3号は光明星3号を放出する一方で多段切り離しを成功させ、最終的にはフィリピン沖まで南下した後に落下したとされる。