2013年6月24日月曜日

プロスタグランディン

別名:プロスタグランジン
英語:prostaglandin

痛みおよび炎症の原因物質として知られる生理活性物質。プロスタグランディンが過剰分泌されることで患部の痛覚が脳に伝達され、痛みを感じるとされる。鎮痛薬(痛み止めの薬)の一グループである非ステロイド系抗炎症剤(NSAIDs)は、プロスタグランディンの生合成を阻害することで痛みを緩和している。

痛みの原因物質としてはプロスタグランディンの他にブラジキニンも知られている。ブラジキニンには発痛や血管拡張の作用を持ち、患部の腫れや発熱、疼痛などを引き起こす。