2013年7月16日火曜日

トロイカ+1

読み方:トロイカプラスワン

鳩山由紀夫元首相、菅直人元首相、小沢一郎元代表の3人に、民主党参議院議長である輿石東氏を加えた4人を指して用いられる呼称、あるいはこの4人による、民主党の執行部の体制のこと。

「トロイカ体制」とは、3人の代表者によってその組織を指導、または運営する体制を指す。主にかつてのソビエト連邦政府の組織運営体制を指して用いられることが多く、レーニンやスターリンなどの死後に後継者の権力を分散する目的で、トロイカ体制が敷かれた。現代ではこれが転じて、3人の代表者によって運営される世界各地の組織体制を指して「トロイカ体制」という語が用いられるようになった。

2006年から2009年まで、小沢一郎代表、鳩山由紀夫幹事長、菅直人代表代行(役職はいずれも当時)の3人による民主党の組織運営体制をトロイカ体制と呼んでいた。後に、輿石東氏を加えた4者体制へと移行し、トロイカ+1と呼ばれるようになった。