2013年7月16日火曜日

新出生前診断

読み方:しんしゅっしょうぜんしんだん、しんしゅっせいぜんしんだん
別名:母体血胎児染色体検査
別名:新型出生前診断
別名:無侵襲的出生前遺伝学的検査
別名:母体血細胞フリー胎児遺伝子検査

妊婦の血液検査によって胎児の染色体異常を検査をする診断。これまで行われていた羊水検査などに比べてリスクが少ないとされ、2013年7月現在、受診者が増加している。主に胎児にダウン症の可能性があるかどうかを診断するものである。

2013年以前は、主に羊水検査やエコー検査などの出生前診断が行われていた。羊水検査による診断は特に確定度が高いといわれている。

2013年4月から日本でも受けることが可能になった。新出生前診断は妊娠10週以降に受けることが一般的である。新出生前診断で陽性が出た場合でもそれが確定的な診断ではないとされ、診断を確定するために羊水検査を行うことが勧められている。

7月4日の日本経済新聞の記事によると、2013年4月に新出生前診断が始まってから同6月までに約1000人が新出生前診断を受診したとされている。高齢出産が増加したことなどによって新出生前診断を受診するこ妊婦が増加しているという。

関連サイト:
新・出生前診断の希望増加 3カ月で1000人超受診 情報提供・説明の充実が不可欠 - 日本経済新聞