2013年7月5日金曜日

休眠特許

読み方:きゅうみんとっきょ
別名;未使用特許

特許を取得しているものの、それが商品やサービスなどに利用されていなかったり、収益が上がっていなかったりする特許。

特許庁の調査によると、特許として出願されたもののうち、60~70%が休眠特許だとされている。権利を防衛する目的で出願されることが多いとされている。他に休眠特許が発生する理由として、製品化などの応用に適さない、利益が上がる見込みがないなどがある。

一部の企業の間では、休眠特許を活用して知財関連収入を増加させる取り組みが行われている。特許関連の官民ファンドを創設し、企業が所有する休眠特許を買い取って、新興国などに売却する特許ビジネスへの活用が模索されている。