2013年9月18日水曜日

対シリア軍事介入

読み方:たいシリアぐんじかいにゅう
別名:シリア軍事介入
別名:米国のシリアへの軍事介入
別名:シリア攻撃

悪化したまま改善の傾向が見られないシリアに対し軍を派遣し、武力により国内情勢に割って入ること。特に、2013年8月末に「シリア内戦」に対して米国が表明した軍事的な介入の意向のこと。

シリアではアサド政権と反政府勢力との間で2011年から抗争が続いており、内戦状態となっている。2013年8月に、アサド政権側が化学兵器を使用した疑いが濃厚となり、米国はレッドラインを越える非人道的行為としてシリア攻撃を行う可能性を示唆した。

アサド政権が使用した化学兵器はサリンではないかとも推測されている。8月21日に首都ダマスカス周辺で使用され、犠牲となった市民はおよそ1500名近くに上ると報道されている。

2013年9月初旬に米国の国務長官とロシアの外相が会談し、シリアの保有する化学兵器を国際管理のもとに置く方針で合意した。対シリア軍事介入は9月17日現在まで慎重に実施の是非が検討されている。