2013年10月21日月曜日

徳洲会

読み方:とくしゅうかい

徳田虎雄を創業者とする医療法人。徳洲会グループの中核に位置する。同グループは「生命だけは平等だ」をモットーに、病院・診療所などの医療施設をはじめ、老人保健施設・福祉施設、教育機関、研究機関などの運営に携わり、災害医療や国際医療への取り組みも行っている。日本全国に施設を有し、日本でも有数の規模を誇る医療事業者として知られる。

徳田虎雄は1970年代に、医師として徳洲会の前身となる医院を開業、理事長を務めた。1980年代には選挙へ出馬するなど、政治家としての活動を始めている。1990年に無所属で当選し、衆議院議員となった。

2012年12月に行われた第46回衆議院議員総選挙では徳田虎雄の子息が初出馬し、当選を果たしている。ただし、程なく辞任している。2013年9月に、当選挙において徳洲会グループ全体が報酬を伴う選挙運動を行っていたとの嫌疑により、東京地方検察庁が公職選挙法違反の容疑で徳洲会グループを強制捜査する事態に至った。 一連の騒動を受けて徳田虎雄が徳洲会理事長を辞任すると発表されている。