2014年1月15日水曜日

WU-14

中国が開発する極超音速ミサイルの通称。米国国防総省による呼称。2014年1月に中国国内で発射実験が行われたと報じられた。

極超音速ミサイルは音速の数倍程度の速度で飛行する弾道ミサイルを指す。一般的には「極超音速」といえば音速の5~6倍程度を指すことが多いが、WU-14はマッハ10、すなわち音速の10倍程度の速度で飛行したと報じられている。

極超音速ミサイルはあまりに高速であるため、追尾や迎撃が困難であり、ミサイル防衛システム(MD)を突破しうる兵器となる可能性がある。