2014年5月7日水曜日

レンタカウ

別名:レンタカウ制度

山口県などが推進している、牛を所有していない農家などへ放牧牛を貸し出す取り組み、および貸出用の放牧牛。

レンタカウは、主に耕作放棄地や遊休農地などの土地のメンテナンスに利用される。放たれた牛が繁茂する雑草を食べることで、病害虫の繁殖や景観の悪化を防ぐ効果があるという。牛の貸主側も飼料代が浮くなどのメリットがある。牛2頭がひと月程度で20アール分の雑草を平らげるという。

山口県は2001年から県有の牛をレンタカウとして貸し出す制度を実施している。京都府なども府有牛のレンタカウを行っている。

関連サイト:
レンタカウによる農地保全システム - 山口県柳井市
県有レンタカウを通じた山口型放牧の普及・推進 - 山口県農林総合技術センター畜産技術部