2014年6月26日木曜日

米軍慰安婦

読み方:べいぐんいあんふ
読み方:べいぐんいあんぷ
別名:基地村慰安婦
別名:基地村売春婦
別名:基地村ハルモニ

朝鮮戦争の後、在韓米兵を相手に売春をしていた、あるいは、売春を強いられていたとされる女性らの通称。在韓米軍基地のほど近くに設けられた「基地村」と呼ばれるキャンプで生活し、いわゆる慰安婦として活動した。

朝鮮戦争は1950年代に勃発し、数年を経て休戦(集結ではない)に至った。米兵を相手に売春する米軍慰安婦は、戦中あるいは休戦後、1960年代から1980年代まで存在したとされる。

「基地村」の多くは韓国政府の主導により設営・管理されていたと言われている。2013年には韓国国会において、当時の大統領・朴正熙の直筆書名が付された「基地村浄化対策」と題する文書が公表されている。同文書によれば基地村は当時韓国内に62ヵ所あり、およそ1万人弱の女性が生活していたという。

2014年6月、韓国人の元・米軍慰安婦122人が韓国政府を相手取り、国家賠償を求める集団訴訟を起こした。産経新聞などがこれを報じている。

関連サイト:
‘基地村女性管理’朴正熙 親筆署名文書 公開 - ハンギョレ 2013年11月6日
韓国で元「米軍慰安婦」122人が国に賠償求め集団提訴 政府の厳しい管理下で「人権侵害」 - MSN産経ニュース 2014年6月25日