2014年12月15日月曜日

鉄証如山

別名:鉄证如山
別名:铁证如山
別名:鉄証山の如し

「動かぬ証拠」が「山ほど」ある、という意味の中国語の成句。明々白々な事実を示すに足る証拠の数々。

「鉄証如山」の語は、中国の政府側がいわゆる「南京大虐殺」に関連して用いることがある。いわゆる南京大虐殺は、事件の規模・程度、あるいはそもそも事件があったのか否かについて、疑問を呈する見方があり、日中間でも見解が分かれている。中国側はこれを「鉄証如山」とし、膨大な動かぬ証拠があるとする立場をとる。

中国国際放送局のオンライン版記事によれば、2014年春には「鉄証如山」と題した書籍が中国で刊行されている。同書は旧満州国の公文書を主要文献とするもので、記事中の研究館員の発言によれば「日本があの時代に確かに中国を侵略したことを物語」るものであるという。

関連サイト:
偽満州国公文書資料と研究成果 吉林省で出版 - 中国国際放送局日本語版記事 2014年4月30日