2015年1月5日月曜日

就活自殺

読み方:しゅうかつじさつ
別名:就活苦自殺

就活(就職活動)がうまくいかないことを苦にして自殺すること。就活失敗が主な要因と見られる自殺。

内閣府によれば、20歳代の自殺者のうち就活失敗を含めて進路に関する悩みを原因・動機とする者は、2007年時点で年間60人余りおり、2009年に100人を超え、2012年には150人に達した。2007年以降の若年自殺者のうち、就職活動に失敗起因する自殺は少なくとも200件を超えると、産経新聞などが報じている。この数字は遺書などから動機が特定される例のみであり、実際に就活自殺と見なすべき自殺件数はさらに増えるものと見られている。

就活自殺が後を絶たない背景として、就職失敗が当人にとって人生で初めての挫折経験となる場合が少なからずあり、就活失敗が人格そのものの否定のように受け止められやすい点、および、長引く不景気により悪化した雇用環境などが挙げられている。

関連サイト:
自殺統計の分析 - 内閣府