2015年2月10日火曜日

開発協力大綱

読み方:かいはつきょうりょくたいこう

政府開発援助(ODA)の指針を示す「ODA大綱」を改定する形で定められた、開発途上国への協力活動の大綱。2014年に本格的な見直しが進められ、翌2015年2月に閣議決定した。

開発協力大綱は、開発途上国(地域)の開発のための協力を主な目的とする。特筆される点として、「開発」をインフラ整備や技術協力といった狭い意味でのみ捉えず、平和構築や基本的人権の推進、人道支援といった取り組みも支援内容に含められている。

これまでのODA大綱は2003年に最終改定されてから見直しが行われていなかった。開発協力大綱の決定によりODAはおよそ10年ぶりに改定されることになる。

関連サイト:
政府開発援助(ODA)大綱の見直しについて