2015年2月25日水曜日

プチぼったくり

別名:プチボッタクリ

飲食店などで提供するサービス等に釣り合わない高額な対価を不当に請求する「ぼったくり」の手口のうち、あからさまに法外な額とは言いにくいが、かといって適正価格とも到底言えないような、微妙に高い金額を請求する手口のこと。

プチぼったくりの手口は居酒屋に多く見られるとされる。商品・サービスの価格が(法外というほどでこそないが)通常の店の数割増し程度と高めに設定されており、さらに会計時には席料やサービス料などのような細々とした付帯料金が加算される。客が事前に想定していた額よりも大幅に高くつくが、支払い不能な額ではないため、大事にせず支払ってしまう客が多いという。

プチぼったくりは街頭の客引きで(甘言を弄して)客をとりあえず入店させる手口を多く用いるとされる。新宿区、墨田区、大阪市などの都市では客引き防止条例をそれぞれ設け、ぼったくりおよびプチぼったっくりの主要因となりやすい客引きの規制を進めている。