2015年8月6日木曜日

Lden

別名:時間帯補正等価騒音レベル

航空機から発生する騒音の程度を評価するために用いられる指標。単位はdB。2007年の環境基準改正に伴い、従来のWECPNL(加重等価平均感覚騒音レベル)に替わる新たな「うるささ指数」指標として導入された。

東京都環境局の資料によれば、従来方式であるWECPNLは「最大騒音レベルを調査する」指標であり、新方式のLdenは「聞こえ始めから聞こえ終わりまでの人が受ける騒音エネルギーを測定する」という点に主だった違いがある。つまり、瞬間的な爆音が発生しないようなケースでも不快な騒音は正しく評価されると期待できる。

Ldenの基準値は、住宅地(I類型)は57dB、住宅地以外(II類型)なら62dBとされている。大雑把にいって、WECPNLの値から13を引くと対応するLdenの値になる。

関連サイト:
時間帯補正等価騒音レベル(Lden)について(PDF) - 環境省
旧環境基準(WECPNL)と新環境基準(Lden)の違い(PDF) - 東京都環境局

時間帯補正等価騒音レベル(Lden) - 千葉県