2015年8月6日木曜日

WECPNL

別名::Weighted Equivalent Continuous Perceived Noise Level
別名:加重等価平均感覚騒音レベル
別名:加重等価継続感覚騒音レベル
別名:W値

航空機から発せられる騒音の程度を指数化する方式。ICAO(国際民間航空機関)によって提示された。日本では「Lden」(時間帯補正等価騒音レベル)が導入される前までは、騒音の指標(「うるささ指数」)として、WECPNLをある程度簡素化した方式が用いられていた。

WECPNLでは、発生する騒音の大きさ、騒音が発せられる頻度、騒音の継続時間、および、騒音の発生する時間帯に応じた重み付けなどを加味して数値化される。住宅地では70WECPNL、住宅地以外の場所では75WECPNLを超えると環境基準を超える騒音レベルと見なされる。

2007年に航空機騒音に関する環境基準が改正され、評価指標はWECPNLに替わって「Lden」(時間帯補正等価騒音レベル)と呼ばれる指標が導入された。

関連サイト:
用語解説 : 加重等価平均感覚騒音レベル(WECPNL) - 横浜市環境創造局