読み方:さんぶんのいちルール
別名:三分の一ルール
食品の卸問屋や小売店が設ける、商品の返品期限に関する暗黙のルール。
3分の1ルールは、卸問屋においては食品が製造されてから賞味期限までの期間が3分の1を過ぎた時点でメーカーへ返品するというルールである。これにより小売店は、比較的長い期間商品を陳列できるというメリットがある。その反面、メーカーへ返品された食品は処分されることが多いため、食品ロスにつながる。
小売店における3分の1ルールは、陳列している食品の賞味期限が製造日から数えて3分の1を過ぎた時点で卸問屋へ返品するというルールである。なお、小売店の一部には、賞味期限の近い商品には値段を下げるなどして販売することもある。