2015年10月30日金曜日

航行の自由作戦

読み方:こうこうのじゆうさくせん
英語:Freedom of Navigation Operation
英語:FONOP

アメリカ合衆国の海軍が、国連海洋法で規定されている航行の自由を示すことを目的として、軍艦を航行させる計画。

航行の自由作戦は、領海問題など国際的な問題が発生した時に実行される作戦で、対象国の行動抑止を目的として行われる。

近年においては、2015年10月にイージス駆逐艦が南シナ海のいわゆる「赤い舌」と呼ばれているスービ礁やミスチーフ礁の近海を航行している。スービ礁は中国、台湾、ベトナムが、ミスチーフ礁は中国、ベトナム、フィリピンが主権を主張しているが、どちらも中国によって実効支配されている。

関連サイト:
海洋の国際法秩序と国連海洋法条約 - 外務省