2015年11月30日月曜日

出廷拒否

読み方:しゅっていきょひ

被告人が公判期日に出頭しないこと。

公判廷は、検察官と被告人、弁護士などが出席して行われる。しかし、刑事訴訟法では、「被告人が公判期日に出頭しないときは、開廷することはできない。」と規定している。従って、被告人が出廷拒否した場合には公判廷は行われない。

出廷拒否に対する罰則規定はないが、一般的には裁判官の被告人に対する心証が悪くなるとされる。ちなみに、証人が正当な理由がなく出頭しない場合には10万円以下の罰金、または、拘留に処せられる。

関連サイト:
刑事訴訟法 - e-Gov