2016年1月6日水曜日

不況型黒字

読み方:ふきょうがたくろじ

経常収支が黒字にもかかわらず不況である状態のこと。

経常収支は、輸出額から輸入額を差し引いた結果がプラスになれば黒字になる。その国に流入したお金が増えるため、景気はよくなるのが一般的である。不況型黒字は、輸出額も輸入額も減少して経済状況が悪化した中で輸出額が輸入額を上回った場合を指す。

また、国内消費の落ち込みや為替レートの変化、原油価格の下落などが要因で輸入額が減少し、不況型黒字になることもある。