読み方:きゅうぞうじゅうごげん
別名:九増十五減
別名:九増一五減
小選挙区制の選挙において、有権者の数の多い選挙区の定数を9人増やして、少ない選挙区の定数を15人減らすこと。
9増15減は、衆議院選挙制度に関する調査会の答申に基づいて、小選挙区の定数を6人減らす場合に、アダムズ方式を用いて算出した数値である。
9増15減により議席数が増加するのは、東京都(4増加)、神奈川県(2増加)、埼玉県(1増加、以下同じ)、千葉県、愛知県の5都県である。一方、議席数が減少するのは、青森県、岩手県、宮城県、福島県、新潟県、三重県、滋賀県、奈良県、広島県、山口県、愛媛県、長崎県、熊本県、鹿児島県、沖縄県の15県である。