2016年2月22日月曜日

ディナポリ

英語:DiNapoli

3本の移動平均線とフィボナッチ級数を用いた相場の売買手法。投資家のジョーディナポリ(Joe DiNapoli)によって提唱された。

ディナポリでは、3日の移動平均線を3日分右へずらした線(3×3DMA)と、7日の移動平均線を5日分右へずらした線(5×7DMA)、25日の移動平均線を5日分右へずらした線(5×25DMA)の3本のDMAと、フィボナッチ級数を用いる。

ディナポリにはいくつかの売買手法があるが、一般的には、3×3DMAを用いた手法が知られている。例えば、上昇トレンドにおいて、3×3DMAよりも上方にローソク足が8本から10本程度連続して出現したとする。その後に、フィボナッチ級数の38.2%にタッチした地点が押し目買いのポイントになる。そして、フィボナッチ級数の61.8%にタッチした時点が利益確定売りのポイントになる。