2016年2月4日木曜日

マクロプルーデンス

英語:macro prudence

金融システム安定のために、金融システム全体に押し寄せるリスクを分析した上で政策や制度を確立させるという考え。

マクロプルーデンスでは、金融機関や金融資本市場、金融インフラなどの相互連関や金融システムが実体経済にどのような影響をもたらしているのかなどを分析、評価する。

日本においては、2011年に日本銀行がマクロプルーデンス面での取組み内容を発表している。主な内容は、金融システムの安定性に関する分析・評価やミクロプルーデンスに基づく考査・モニタリングとの連携、金融システム安定に必要な施策の実施、決済システムの運営とオーバーサイト、金融政策運営などとなっている。

関連サイト:
日本銀行のマクロプルーデンス面での取組み - (PDF)