英語:Keltner channel
穀物相場師のチェスターケルトナー(Chester W. Keltner)によって考案されたテクニカル指標の名称。
ケルトナーチャネルは、移動平均線をベースに3本の線を描画したものである。3本の線は交わることはなく、上側の線を越えた地点が高値圏、下側の線を割った地点が安値圏としている。
真ん中の線は、当日の高値と安値、終値の平均値から移動平均線を描画したものである。また、上側の線は、当日の値幅の移動平均値に、真ん中の線の値を加えたもので、下側の線は、真ん中の線の値から当日の値幅の移動平均値を差し引いたものである。
ケルトナーチャネルは、トレンドが継続している間はローソク足が上側、下側の線を超えたまま推移することが多い。そのため、上側の線を越えた後に真ん中の線を下回った地点が売りのエントリーポイントになり、下側の線を割った後に真ん中の線を上回った地点が買いのエントリーポイントになる。