2018年3月6日火曜日

お嬢サバ

読み方:おじょうサバ

JR西日本と鳥取県が共同開発した養殖のサバ(マサバ)のブランド。「鳥取生まれの箱入り娘」の二つ名をもつ。

お嬢サバは、完全養殖のマサバの稚魚を、「地下海水」を用いて陸上施設で飼育する形で養殖されている。地下海水は海ちかくの地下水に由来する水である。この方法により、サバに付くアニサキス等の寄生虫を寄りつかせない、生の刺身でも安全に食べられるサバの養殖が実現されている。

お嬢サバは2012年から鳥取県栽培漁業センターで養殖試験が進められていた。2017年にJR西日本が加わって鳥取県岩美町で本格的な陸上養殖事業を開始、限定的な販売も始めた。2018年3月8日の「サバの日」に本格的な出荷が開始される。

なお「お嬢サバ」の名称は西日本旅客鉄道株式会社の登録商標である。

関連サイト:
3月8日(サバの日)から高付加価値マサバ「お嬢サバ」販売開始 - 西日本旅客鉄道株式会社