2018年7月23日月曜日

米国自動車殿堂

読み方:べいこくじどうしゃでんどう
別名:米自動車殿堂
別名:アメリカ自動車殿堂
別名:オートモーティブホールオブフェイム
英語:Automotive Hall of Fame
英語:AHOF

米国ミシガン州に所在する施設。自動車産業に大いに貢献した人物を称えてその栄誉を示す、殿堂(Hall of Fame)である。

米国自動車殿堂に「殿堂入り」している人物は、自動車メーカーの創業者や経営者を中心に、革新的自動車技術の考案者、あるいは自動車販売において新たな販路を開拓した人物など、おおよそ300名ほどである。

殿堂入りしている人物の例としては、ヘンリー・フォード、ジョン・B・ダンロップ、ルドルフ・ディーゼル、トーマス・エジソン、フェルディナント・フォン・ツェッペリンなどが挙げられる。ルノー、シボレー、ベンツ、フェラーリ、ブガッティといった大手自動車メーカーの創業者も殿堂入りしている。

米国自動車殿堂に名を連ねている日本人としては、本田宗一郎、豊田英二、豊田章一郎、石橋正二郎、梁瀬次郎、田口玄一、片山豊、などの名が挙げられる。

本田宗一郎は本田技研工業の創業者、豊田英二は「トヨタ中興の祖」と呼ばれるトヨタ5代目社長にして初代会長、豊田章一郎はトヨタの名誉会長や経団連の名誉会長を務めた昭和日本を代表する実業家、石橋正二郎はブリヂストンの創業者、梁瀬次郎は日本の自動車輸入販売業の先駆者、田口玄一は品質工学に革新をもたらした学者、片山豊は名車「フェアレディZ」を開発した人物である。

2018年にはトヨタ自動車の実質的創業者である豊田喜一郎も殿堂入りした。

なお日本においても「日本自動車殿堂」(JapanAutomotiveHallofFame、JAHFA)が顕彰事業を行っている。

関連サイト:
Automotive Hall of Fame