2020年8月6日木曜日

レジデンス

英語:residence

レジデンスとは、レジデンスの意味

レジデンスとは、住宅や邸宅という意味のことばである。レジデンスは、英語の residence をカタカナ表記したものである。英語の residence は、house や home よりも形式ばった語であり、不動産の説明などに使われる。日本では、集合住宅をレジデンスと呼ぶことが多い。レジデンスとマンションの違いは高級感にある。日本の不動産業界では、レジデンスが高級マンションというイメージである。

不動産業界では、レジデンスは、コンシェルジュの備えられているような高級マンションを指し、一般的なマンションと区別されている。不動産屋の商標にも、レジデンスを使う事業者が珍しくない。日本では、コンドミニアムのように調理設備など生活器具を備えた部屋を有するホテルでも、ホテル名にレジデンスを取り入れる所もある。高級感のあるレジデンスという言葉を使えば、ホテルのイメージアップにつながるというメリットもある。しかし、英語の mansion は、豪華な大邸宅を指し、レジデンスより劣るという意味はないため、日本のマンションのイメージとは少し異なると言える。

レジデンスを用いたフレーズには、さまざまなものがある。「レジデンスのある人」とは、高級マンションを所有できるような富裕層を指す。「レジデンスが高い」とは、居住性が高く住みやすいという意味である。