別名:年賀状仕舞い
別名:年賀状終活
「年賀状じまい」は、正月の恒例となっている年賀状のやりとりを終えること、年賀状を差し出すことをやめること、あるいは「今年を最後に年賀状を辞めます」と伝える最後の年賀状を意味する語。
年賀状は戦前から一般に普及しており、2000年代まで増加を続けてきた(2004年には44億枚もお「お年玉付郵便はがき」が発行された)が、それ以降は減少の一途を辿っている。
近年では電子メールやSNSなどの連絡手段も増え、普段連絡しない人へ連絡を取る機会としての年賀状の意義は薄れつつある。年賀状を購入するにも費用がかかり、作成するには手間がかかる。すでに付き合いのない人に儀礼的に正月だけ連絡し合うことを疑問視する見方もある。そもそも相手の住所を知る機会が減っているという時代背景もある。「断捨離」「終活」「墓じまい」といった「やめる活動」が一般に浸透してきたという時代背景もある。
そのようなわけで年賀状をやめる取り組みが一般に取り沙汰されるようになってきたわけである。
そのようなわけで年賀状をやめる取り組みが一般に取り沙汰されるようになってきたわけである。