2020年8月18日火曜日

大義名分

読み方:たいぎめいぶん

「大義名分」とは、主に「自分の行動が正当であり疚しくないことを示す根拠・口実・建前など」を意味する表現である。普段はできない・はばかられる・避難されるようなことが堂々とできるだけの理由のこと。「大義名分を振りかざす」という言い回しで用いられることが多い。

「大義名分」は、その行為が「正義」や「正当防衛」などの正当な理由によるものであり、後ろめたい行為ではない、と主張して周囲に認めさせるだけの説得力をもった理由や理屈である。

「大義」は「個人が人として守るべきこと」を意味する語であり、「名分」は「立場や役割に応じて守るべき本分」を意味する語。かつては「人として正しくあるべきこと」「守るべき道理」といった意味合いで用いられた表現である。

大義名分の類語

大義名分の類語には、行動の根拠や口実を意味する「名目」「建前」などが挙げられる。例文としては「お見舞いという名目で都心に買い物に行く」のような使い方をする。また、守るべき正しい道を意味する「正義」「モラル」も類語として挙げることができる。例文は、「道端にたばこを捨てるなど人としてのモラルがなっていない」となる。

大義名分の例文

  • 家族の体調不良を大義名分に仕事を早退する
  • 家業を継ぐといえば退職の大義名分が立つ
大義名分の語は、上記のように建前という意味合いで使われたり、正当な理由という意味合いで使われることがある。大義名分は使い方によっては、良い意味にも悪い意味にもなる。表現によっては、言い逃れをしようとしている、言い訳をしているようにとられることもある。