2010年12月6日月曜日

スマートハウス

英語:Smart House

情報通信技術を利用して複数の家電製品をネットワークで接続し、家屋内のエネルギー消費を最適に管理・制御すること。また、そのような住宅のこと。

スマートハウスの実現により、太陽電池アレイによって発電した電力をバッテリーに蓄え、必要に応じて電力会社から供給される電力と使い分けたり、あるいは、電源の消し忘れによる無駄な電力消費を制御したり、といったことが可能になる。

経済産業省は、2009年に「スマートハウス実証プロジェクト」の実施に向け委託先の公募を発表、住宅のスマート化による効果の実証実験に乗り出している。2010年2月には大和ハウス工業が「住宅API」の開発と実証実験の開始を発表、2010年10月には積水化学工業(セキスイハイム)がNECと提携してクラウドの利用によるHEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)の実用化を発表している。

スマートハウスは、スマートグリッド、スマートシティ(スマートコミュニティ)、スマート家電、スマートメーターなどと共に、次世代電力システムの注目概念となっている。

関連サイト:
平成21年度「スマートハウス実証プロジェクト」の委託先の公募について - 経済産業省
スマートハウス情報活用基盤整備フォーラム(eSHIPS)