2010年12月6日月曜日

スマートコミュニティ

英語:Smart Community

スマートグリッドやホームエネルギーマネジメントシステム(HEMS)による消費エネルギーの最適化をはじめ、公共交通システムや公共サービスなど、あらゆる側面から社会的インフラおよび社会システムを統合的に管理・制御するという概念。および、そのような管理制御が実現されたコミュニティのこと。

個々の住宅を対象として最適化するスマートハウスを「点」的なものとすれば、スマートコミュニティは一定のエリアを対象として「面」的にスマート化するものと言える。

スマートコミュニティは、いわゆる「スマートシティ」とほぼ同義といえる概念である。特定範囲の「都市」(city)を指すものとしてではなく、さまざまな規模のエリアを対象とする呼称として用いられている点が異なる。経済産業省が日本におけるスマートシティ構想をスマートコミュニティと呼称している。

2010年2月には、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)を中心として「スマートコミュニティ・アライアンス(JSCA)」が設立された。2010年11月11日時点で504の企業が参加している。

関連サイト:
JSCA Japan Smart Community Alliance
次世代エネルギーインフラ(スマートコミュニティ)とは? - 三菱重工
業種横断ソリューション スマートコミュニティ - 日本ユニシス