2011年1月26日水曜日

センダイウイルス

別名:仙台ウィルス
英語:Sendai virus
英語:Hemaglutinating virus of Japan

パラミクソウイルス科のインフルエンザウィルスの一種。ラットやハムスターを宿主とし、肺炎を引き起こす。東北大学医学部の石田教授により発見され、当地に因んで仙台ウィルスと名づけられた。

センダイウィルスは種が異なる細胞を融合させる働きのあることが発見されている。そのため、遺伝子治療において細胞を傷つけずに遺伝子を細胞内へと運ぶ優良なベクター(ウイルスベクター)としての応用が期待されており、研究が進んでいる。