2011年3月22日火曜日

介入出尽くし感

読み方:かいにゅうでつくしかん

通貨当局による為替への単独介入、あるいは、協調介入が終わったと判断すること。

通貨当局による為替への単独介入、あるいは、協調介入により、東京市場やロンドン市場、ニューヨーク市場などの主な市場では、為替レートの安定化が図られるとされる。そして、一定の成果が見られると介入は終了する。しかし、各国の通貨当局では介入の終了を公知しないため、個人投資家や投機筋などは、値動きや出来高などから推測するしかないとされる。

為替市場に「介入出尽くし感」が浸透すると、為替レートは介入前の価格帯に向けて値動きすることが多い。