2022年11月25日金曜日

賦課金

読み方:ふかきん

「賦課金」とは、土地利用や発電・エネルギー事業など事柄について、その恩恵を受ける者に負担するよう割り当てられた金銭を意味する語である。

要するに特定の受益者に対してのみ課される税金のようなものである。

たとえば、農業用水路を利用する農家や、観光地の商店などは、土地利用の受益者として賦課金の支払い対象となる場合が多い。

いわゆる再エネ賦課金(再生可能エネルギー発電促進賦課金)は、再生可能エネルギー発電事業の促進を目的とする電力買い取り制度を維持するため設定された負担金である。発電事業者が再生可能エネルギー発電によって産出された電力を買い取るための資金を、電気利用者が部分亭に負担する構造となっている。

賦課金は公課の1つであり、会計上は損益計算書の費用項目として販売費及び一般管理費に「租税公課」という勘定科目で計上される。