2011年4月25日月曜日

総括原価方式

読み方:そうかつげんかほうしき

原価に利益を上乗せした額をもとにして販売価格を算定する方法。主に、電気やガスなどの公共料金を算定する際に用いられる。

総括原価方式は、電気事業法やガス事業法により規定されている。

総括原価方式での原価には、原油などの燃料費をはじめ、発電所やガスの貯蔵設備などの保守管理費、運転費用、従業員への給料などが挙げられる。

総括原価方式は、原価に利益を上乗せした額が収入額となるため赤字になることはない。

なお、ガス事業においては、総括原価方式の他に、上限値方式やネットレベニューテスト方式が用いられる。

関連サイト:
電気事業法
ガス事業法