2011年5月17日火曜日

髄膜炎菌

読み方:ずいまくえんきん

脳や脊髄を覆っている髄膜を侵し、発熱や激しい嘔吐など伴う「髄膜炎」などの症状を引き起こす細菌。

髄膜炎菌は飛沫感染によって伝播し、気道を伝って血中へ、および髄液へと感染する。敗血症を引き起こした後、髄膜炎に発展する。髄膜炎ショック症状によって死に至る場合もある。

髄膜炎菌に罹患しやすい対象として、2歳未満程度の小児、および青年が挙げられている。2011年5月には宮崎県の学生寮で寮生活を行っていた男子高校生が髄膜炎菌に感染したことによるショックで死亡する事件が発生している。

関連サイト:
髄膜炎菌性髄膜炎 - 国立感染症研究所感染症情報センター